南大沢ミュージックウィークス 
 南大沢コミュニティオペラ 2015 
プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」全4幕

公演が無事終了いたしました!!
[2015年2月11日(水・祝)、14日(土)]

 写真提供:フォトチョイス
平成22年度に「南大沢ニューイヤーコンサート」として始まった南大沢コミュニティオペラ。年々規模を大きくしレベルを高めながら、遂に今年度は初の2回公演となりました。昨年度は早々にチケットが完売してしまい、多くのお客様にご迷惑をかけてしまったことから2月11日、14日の2日間に亘っての上演としましたが、11日は完売、14日もほぼ満席に近いという、大変大勢のお客様にご来場いただくことができました。 
 
藤原歌劇団の双璧であり今日の日本オペラ界のベストコンビである砂川涼子氏と村上敏明氏をはじめ、大人気歌手森口賢二氏、美貌のソプラノ竹田有輝子氏、日本のオペラピアニストの第一人者である江澤隆行氏といった豪華なレギュラー陣と共に、今年度は5名の若手ソリストが出演し、若手ながら素晴らしい歌唱力と演技を披露しました。また市民による脇役ソリストもその達者な歌と演技で大きな拍手を集め、合唱部分のピアノ演奏を連弾した樋口晃子さん、岩下真麻さんは初々しくも力強い演奏で大役を果たしました。
 

  
印象深かったのは、南大沢コミュニティオペラには欠かせないYuriko Dance Artsによるバレエ。馬場紀雄氏の演出と高宮由利子氏の振り付けにより舞台上に独特の世界を醸し出しました。
 
そして53名の合唱団の迫力ある歌声と17名の児童合唱団の元気一杯な歌声は2幕全体を大きく盛り上げ、観ごたえ聴きごたえのある舞台となりました。また、舞台にこそ立ちませんでしたが、メインソリストのアンダースタディとして参加してくれた3名の若手ソリスト達は、常に本番さながらの真剣さで取り組み稽古場に緊張感をもたらしてくれました。
 
衣装・ヘアメイク・撮影を担ってくれた学生たちは今年も舞台裏を駆け回りつつ、公演全体をしっかりサポートしてくれました。
 
26年6月のソリスト・稽古ピアニストオーディションから始まった南大沢コミュニティオペラ。7ヶ月間にわたる様々なワークショプを通し、たくさんの素晴らしい出会いがあり、また若い才能たちが成長するさまを間近で見る機会を得ました。古今東西数え切れないほどの名優や名演出家たちが創り続けてきたこの名作オペラを南大沢の地で制作することが出来たことは大変感慨深く、関わってくださった全ての方々、そして公演にお越しくださいました皆々様に、財団スタッフ一同心より感謝申し上げます。
来年度の南大沢コミュニティオペラもどうぞご期待ください!
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