監修・楽器制作:永井朋生
音を纏い成長を続け、旅を続ける生命体キノンKinon(絹音)が、八王子芸術祭とともに、2年ごとに市内の対象地域を巡って旅をします。
Kinonは、地域で出会った木材など森から生まれたオリジナルの楽器群。地域の特色を反映した楽器を少しずつ身に纏いながら追加・進化し、
10年目には八王子(全体)を象徴する音のアート作品として完成します。
全てのものに存在する、それまでの道のり・旅路・物語。
ふと立ち止まり、身の回りの存在、自然や自分と向き合い、思いを馳せる…
そんなきっかけとなる作品です。
永井朋生(打楽器奏者・作曲家)
東京芸術大学大学院修了。世界各地で出会った素材から音を見つけ、
自ら楽器から制作。独自のコンセプトに基づいて、ソロやバンドでの国内外ライブ活動および、
TV、映画のサントラ制作をする。
三保松原文化創造センター「オトノキ」、南方熊楠記念館、「南方熊楠音楽」、
JRきのくに線の31駅のホームの音楽「Sounds for 31 Stations」、
天王洲アイルセントラルタワービル内の音楽等の公共施設空間の音のデザインも多く手がける。
『Kinon』が生まれ育つ楽器工房が2日間オープンします!
森から生まれた音が鳴る彫刻『Kinon』を触って、鳴らして、聴いて、自然の響きを楽しみませんか?